夢をかなえる方法 (自由に生きるとは)
あなたは夢を持っているでしょうか?
私は持っています。
ただ、夢は人に話さないほうがいいと、私は思います。
というより、話す必要性が感じられないのです。
よく、「他人に夢を話したほうがいい。なぜなら、やる気が落ちた時に、他人に話していることで、挫折したと思われたくないために、強制的にやる気が出るからだ」みたいな話を聞きます。
これは夢というのが、どういうものかわかってないのではないでしょうか?
そもそも、夢を実現するためのやる気が落ちることがあるのでしょうか?
他人に話すことでモチベーションを上げる必要があるのでしょうか?
私が考える夢は、「誰かが反対したり、否定したりしても特に関係のない、自分が本当にやりたいこと」、だと思っています。
なので、仮に「君にはそれは無理だよ」と言われたところで、1ミリも関係ないのです。
夢へのモチベーションは自分の中だけしかないのです。
他人にモチベーションを上げてもらうというのは、それは本当にやりたいことではなく、その夢がかなったことによって他人から羨ましがられたい、というだけなのだと思います。
人に認められたい、ということです。
まるで、幼稚園児のようだと、私には思われます。
その年代だと、両親や先生や友達に褒められるというのが生きがいになるのはわかりますが、大人になると、他人に認められるより、自分で自分に価値を見つけることが、より重要になってきます。
それが、大人の定義の1つだと、私は思います。
さて、本当の夢、というものを持っていることは素晴らしいことだと思います。
ただ、たいていの人は、「夢はかなえられるかかなえられないか、半々ぐらいの確率だ」、と思っているのではないでしょうか?
もしかすると、「夢はかなえられないから夢なんだ」、と思っている人も大勢いるかもしれません。
ですが、夢というのはかなえるために持つものだし、かなえられそうにないものなら、それは欲望というものかもしれません。
「もっとお金が欲しいな、漫画家になりたいな、ああなりたいな、こうなりたいな」と思っているだけで、たいした努力や行動をせずに、向こうから夢が舞い降りてくるのを待っているのです。
その場合、ほとんどの確率で、その夢はかなわないと思います。
さて、本当の夢をかなえる方法をお伝えしたいと思います。
自分が心からそれを実現したいと思い、そのため努力したり行動したりする用意はできている、夢のことです。
実は、夢というのは、他のことと比べて一般的にかないやすいようにできています。
なぜなら、それは当然のことながら自分のやりたいことだし、どんな労力も厭わないし、なにより、夢というゴール地点がまず見えているからです。
ゴール地点が見えているということは、現在からゴールまでの道筋がわかるということ、つまり全体像が初めからつかめています。
ということは、そこから逆算していけばいいわけです。
「私たちは現在から未来に向かっているのではない。未来から現在に向かっているのだ」という話があります。
これはどういうことかと言いますと、何も考えずに私たちは1秒1秒前に進んでいるのではなく、未来というものの目標なり夢なりがあって、それが現在の自分を突き動かしている、ということです。
未来があるからこそ、この現在を生きられるのです。
大きな山があって、高さが何メートルなのかわからず、どこが頂上かも見えなければ、私たちはすぐに上ることをあきらめてしまうでしょう。
どんな大きな山であっても、ゴールがあることで、私たちは1歩1歩前に進めるのです。
夢もまずゴールが見えている分、かなえるのは難しくありません。
では、具体的にどうしたらいいのでしょうか?
いくらゴールが見えているからと言って、長く複雑なものであれば、心は折れてしまいそうになります。
そこで、まずはゴールまでの道のりを細かく分割していきます。
例えば、ラーメン屋を開業して、一国一城の主となりたい、という夢があるとします。
食べるのは大好きですが、作ったり、経営したりというのは全くのド素人です。
そこから、ラーメン屋を開業するのは、かなり長い道のりのように思えるでしょう。
これを分割します。
開業するには、まず資金と、土地、従業員が必要になります。
特に重要なのは資金でしょう。
ざっと調べると、1000万から2000万ぐらいあれば、ラーメン屋を開けるみたいです。
最低で1000万といったところでしょうか。
サラリーマンで、給料からやりくりして、毎月5万は貯金できるとします。
一年間で60万です。
ボーナスが年2回、50万ずつ入ってくると仮定して(多いのかもしれないが)、年間で160万貯金できます。
さらに、銀行などいろんなところから融資を受けることもできると思います。
これもざっと300万ぐらい融資は受けられるでしょうか。
これで、5年弱で開業できることはわかりました。
しかし、もっと早く開業したいとすると、収入をさらに増やして、支出をさらに減らす必要があります。
収入を増やすには、方法はいくらでもあるでしょう。
会社終わりにバイトすることや、メルカリなどで不要なものを売却する。
両親や友達などに頭を下げて、お金を借りることもできます。
夢のためならこんな事何でもないでしょう。
法律に違反しなければ、どんなことでもできると思います。
そして、日々、夢を実現するために、自分のスケジュールを組むのです。
「決まった人生を歩むのはつまらない」という人がいますが、自分で自分のスケジュールを組むのです。
これほど自由なことはないでしょう。
多くの人は、人に認められたい、羨ましがられたい、と思って、ひどく不自由な人生を歩んでいるように思います。
他人に支配されています。
人がどう思おうが、法律に触れない限り自分のやりたいことをやる、それが自由な人生ではないでしょうか?
本当の夢ならかなえられないほうが変だということ。
人に羨ましがられたい、というのは子供と同じで、別にその夢でなくてもいいということだから、まずかなうことはないということ。
本当の夢をかなえるには、ゴールから逆算して、手の付けられる範囲に分割をして、スケジュールを立てること。
自分で自分に立てたスケジュールに沿って行動することは、自由に生きるということ。
このようにすれば夢はかない、自分の価値を自分で見つけることができるでしょう。