時間を生み出す方法

 当たり前のことだが、一日の時間はみんな24時間と決まっている。

その24時間のあいだに、あれもやりたい、これもやりたい、と考えている人も多いだろう。

例えば、英語を勉強したい、という目標があるとする。

具体的に目標を決めたほうがいいということで、本を1日3ページ、仕事が終わった後、風呂上がりにやると決めた。

だが、なぜか長続きがしない。

「そんな時間がないんだ」とあなたは言うだろう。

暇がないんだと。

しかし、本当に時間はないのだろうか?

そいう言う人に限って、だらだらとテレビを見て、携帯電話をいじって、漫画を読んで、友達と酒を飲みに行って、と忙しそうにしている。

確かにそのようなことをしてれば時間はないだろう。

結局、本当に英語を勉強したい、というわけではないのだ。

 

 本当に英語を勉強したいのであれば、テレビは見ない、携帯電話は1日30分までにする、飲みに行くのは週に1回だけにするなど、時間を作る動きをするはずだ。

他の無駄なことを削らずに、あれもこれもやりたい、というのは無理な話だ。

そう、時間を生み出すためには、時間を削らなければならない。

1日24時間のうち、どんな時間を削るかによって、今後のその人の人生が決まるといっても過言ではない。

ただ、削れるものはできるだけ削ってもいいと思うが、睡眠時間だけは削らないほうがいい。

少なくとも6時間(個人的には8時間)は必要だと思う。

睡眠時間を削ると、やはり長続きしないし、心身とも疲れ果ててくると思う。

心は荒み、身体は頭痛や肩こりやだるさが起こり、本当にやりたいことに集中できない。

睡眠時間以外で削る項目は、必ずあるはずだ。

 

 1日24時間のうち、8時間は睡眠に必ず充てると決め、1日を16時間と考えてみてはどうだろうか?

会社に8時間、通勤に2時間、食事、お風呂、トイレなどに2時間と考えると、残り4時間は自由な時間がある。

もう少し余分に時間をかけると考えても、3時間はある。

毎日8時間も寝ても、3時間は自由時間があるのだ。

さらに、週休2日の会社なら、14時間×2日で、休みの日に28時間も自由時間がある。

週にすると、43時間もある。

43時間もあれば、なんだってできそうに思えてこないだろうか?

もちろん、他に雑用があったり、1つのことに集中が続かなかったりで、そのうち本当にやりたいことをする時間は3分の1の14時間ぐらいかもしれない。

でも、その14時間を使って、本当にやりたいことを、集中してやってみてはどうだろうか?

 そうすれば必ず、自分がなりたいようになるはずである。